運命の一夜を越えて
『クリスマスの予定は?』
「へ?」
『長い時間はとらないから、会って約束してた居酒屋で食事して、マフラーもらって帰る。疲れてるだろうからすぐに帰すからさ。』
「・・・」
約束は約束だ・・・

「本当にすぐに帰ります」
『もちろん。約束。戸田さんが守ってくれたように、俺も守るよ、約束。』
「・・・わかりました・・・」

こうして私たちは連絡先を交換して、次に会う約束をした。

これが最後だ。

心に誓う。絶対に気持ちを許さない。これ以上私のテリトリーには入れない。

そう決意をしながら、私はクリスマスまでの忙しい日々を過ごした。
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