運命の一夜を越えて
出会った日。私の愛想笑いを見事に見抜いた渉。

一緒に食べたラーメン。

居酒屋で一緒に食事をしたときも渉は私の体調にすぐに気が付いて、お酒を飲まなかった。


体調が悪かった日。

真っ白な天井に吸い込まれそうになっていた私の手を握ってくれた渉・・・。



思い出が次々にあふれ出す。

きっと初めから渉に惹かれていた私は、渉から離れようとした。

怖かったから。

初めて誰かに心がひきつけられて、その引力に逆らえなくなることが。

後戻りできなくなりそうで怖かった。
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