運命の一夜を越えて
でも、私がどんなに渉にひどいことを言っても渉は私に背を向けなかった。

いつだってそばにいて、優しい微笑みとあたたかなお日様の香りのする胸に抱きしめて、離さずにいてくれた。

今の私も。

過去の私も。

大きな愛で包み込んでくれた。


一緒にいる時間はまだ人生の長い時間を考えると短いのに。

それでも私の心の大部分を渉は占めていて、私は渉のことで頭がいっぱいだ。


もう一度渉に会いたい。

もう一度渉と話がしたい。

もう一度渉とキスしたい。

もう一度、渉の胸に抱きしめられたい。
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