運命の一夜を越えて
「年下だからなんですか?」
バカにする気!?と喧嘩腰で言う私に慌てたように言葉が返ってくる。

「違う違う。馬鹿にしてないよ?何となく年下だろうって思ってたんだけどさ、違ったら恥ずかしいじゃん。てか、偉そうじゃん俺。」
「年下だからって偉そうにしていいわけじゃありません。」
言ってやったぜー。これで嫌われるだろうな。
そんなことを思いながら反応を見ようと顔をあげると・・・

予想外に申し訳なさそうな顔をする姿が目に入った。

ここは怒るところでしょ・・・

「そうだよな。ごめん。」
この人・・・反省して私に頭まで下げてくる。
「失礼だよな、言い方もそういう考えも。どっかでさ、年上=なんか優位な気がしてたのかも。リードできるみたいな・・・最低だな。反省します。」
そんな反省されても・・・。
「わかってもらえれば・・・いいんです・・・」
「こりゃ、反省会だな。今日は。」
本気で気にしてる・・・この人・・・。
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