最後の悪夢
ああ、でも、お腹も空いたかもしれない。
「みさきちゃんはどうしたい?」
聞かれて本当に困った。
休めることなら休みたい。
でもそんなこと言ったら困るでしょう?
私はあなたたちとは違うんだ。別に特待生だから偉いから、とかそんなんじゃなくて。ただ……。
繁華街の騒がしい空気に触れているとだんだん、疲れがたまっていく気がした。
楽しそうに話す生徒が羨ましい。妬ましい。私もそうなりたい。
でも普通の生徒として遠足に来ていても、心から楽しいと思えただろうか?