最後の悪夢



十二時を過ぎてお昼を食べた後、歩き疲れた私達は外のベンチで休んでいた。

お土産をたくさん買っている三人とは裏腹に何も買っていない私。

買ったら荷物になるな、なんて考えてしまうから買えなかった。


喉が乾いたから自動販売機で飲み物を買ってこようと思い、少しその場を離れたときだった。



「あ」



ふと背の高い男の子と目が合う。

無言で会釈すると、凛上もまた会釈して返してくれた。
< 105 / 456 >

この作品をシェア

pagetop