最後の悪夢


ただ必要な要素をどれだけ兼ね備えることができるかということが、成績に直結する、と。

まあでも、それだけ幅広いジャンルの授業を受けられるのなら、これからの人生に役に立つには違いないだろう。


手を挙げた二人が退室したところで、話が再び始まった。



それからの話をまとめるとこうだ。

まず明日の放課後から始まり、学校で一夜を越す。この日の夕食は残念ながらないため、軽食の持ち込みは可。

翌日、朝食は学校から支給される。
普通の生徒と同じようにバスにのり遠足の目的地まで移動。

その後目的地にて学習。
昼食はその場所で各自でとり、夜はホテルに行き一夜を過ごす。

次の日はなんだったっけ?
特に学習する内容は書かれていなかったような。

そして最終日は再び学校に戻ってきて学習。と。
< 34 / 456 >

この作品をシェア

pagetop