最後の悪夢

私も行かなきゃ、と思ったけど、思っているより体がボロボロで、動く気になれなかった。

そしたら扉の近くにいた凛上が、少し遠くにいる私を見つけて手招きした。「もう出れる」と言っていた。

行かないと。


扉まで這うように、身を引きずるようにして行く。梯子をおりて、一階分の階段をおりて、ホームルーム教室に向かう。




私の教室には、私の机の上に“のみ”パンがいくつか置いてあった。



…………。


食べる気になれなくて、私は椅子に座って机に顔を伏せた。

とてもいい天気だった。
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