自分の恋より、他人の恋
私の突然でとんでもない発言に、お姉ちゃんは驚いた顔のまま固まって動かなくなってしまった。
まぁ、そんな反応になっちゃうよね。
「え、待って。病気って何?なんの?」
「それを知りたくてお姉ちゃんにこうして訊こうとしてる」
「いやいや、私じゃなくてそれは医者が判断するものじゃん!病院行こうよ」
一応病院には行こうと思ってるけど、その前にお姉ちゃんに聞きたいことがあるんだって。
「胸のあたりのチクチクしたり、心臓をギュッと握られたように苦しくなったり」
「それ重症じゃん!素人の私でもヤバいって分かるよ、病院いこう」
「だよね…時雨さんといるとドキドキも止まらないからそうなんじゃないかって…」
「え?ドキドキするの?」