契約夫婦のはずが、極上の新婚初夜を教えられました
盆と正月が一緒に来たような、そんな気分だ。
頬にある大吾さんの手に、甘えるように顔を寄せる。体を起こした大吾さんが私に覆いかぶさり、至近距離で目と目が合った。
「八重を始めて抱いたあの日、嬉しすぎて心臓が壊れるかと思った。やり方は間違っていたかもしれないが、後悔はしていない。どうしても八重を手に入れたかった」
言葉と共に唇が重なる。甘く触れるだけのキス。
「それなのに目が覚めたら隣に八重がいなくて、もう二度と会えないんじゃないかとかなり焦った」
「ごめんなさい。今だから言うけれど、私も大吾さんに抱かれて、あなたの優しさに触れて、あなたに心を奪われそうになった。でもこれは一夜だけの夢と自分に言い聞かせて、その場を去ってしまった」
あのときはそうすることが一番いいと思った。私の中に生まれた僅かな恋心なんて、そんなもの彼にとっては迷惑なだけ。寂しさを紛らわすためだけに抱いてくれたんだから、あと腐れなく去ったほうがいいと。
「八重が謝る必要はない。いないのを知ったときはどうしてと思ったが、今となれば八重の気持ちもわかるからな。でもそれから一か月を過ぎたころ、思いもよらないことが起きた」
大吾さんの目が輝きを増し、体中から喜びのオーラが溢れ出す。
頬にある大吾さんの手に、甘えるように顔を寄せる。体を起こした大吾さんが私に覆いかぶさり、至近距離で目と目が合った。
「八重を始めて抱いたあの日、嬉しすぎて心臓が壊れるかと思った。やり方は間違っていたかもしれないが、後悔はしていない。どうしても八重を手に入れたかった」
言葉と共に唇が重なる。甘く触れるだけのキス。
「それなのに目が覚めたら隣に八重がいなくて、もう二度と会えないんじゃないかとかなり焦った」
「ごめんなさい。今だから言うけれど、私も大吾さんに抱かれて、あなたの優しさに触れて、あなたに心を奪われそうになった。でもこれは一夜だけの夢と自分に言い聞かせて、その場を去ってしまった」
あのときはそうすることが一番いいと思った。私の中に生まれた僅かな恋心なんて、そんなもの彼にとっては迷惑なだけ。寂しさを紛らわすためだけに抱いてくれたんだから、あと腐れなく去ったほうがいいと。
「八重が謝る必要はない。いないのを知ったときはどうしてと思ったが、今となれば八重の気持ちもわかるからな。でもそれから一か月を過ぎたころ、思いもよらないことが起きた」
大吾さんの目が輝きを増し、体中から喜びのオーラが溢れ出す。