契約夫婦のはずが、極上の新婚初夜を教えられました
「八重は、どうしてだと思う?」
すぐに教えてくれると思っていた私は、逆に問われて戸惑う。それでも何かいい答えが浮かばないかと思案するも、結局大した答えは出てこない。
「古い時計なので、時間がおかしくなっても直せない。だからみんな時間が違う……ということではないですよね?」
「違うな」
間違いだとをバッサリ切られ、がっくり項垂れる。それ以外に思いつくことがなく、降参だというように肩をすくめた。
「仕方ない、教えてやろう」
大吾さんは少し偉そうにそう言って、おもむろに腕時計をはずし始める。その様子を不思議そうに眺めていたら「八重もはずせ」と言われ、言われるがまま腕時計をはずす。
「俺が預かっておく」
大吾さんは私の腕時計を奪い、自分のものと合わせてスラックスのポケットにしまった。
「これで、今現在の時間がわからなくなったな」
「はい。確かにそうですけど」
だからといって、それがなんだと言うのだろうか。
すぐに教えてくれると思っていた私は、逆に問われて戸惑う。それでも何かいい答えが浮かばないかと思案するも、結局大した答えは出てこない。
「古い時計なので、時間がおかしくなっても直せない。だからみんな時間が違う……ということではないですよね?」
「違うな」
間違いだとをバッサリ切られ、がっくり項垂れる。それ以外に思いつくことがなく、降参だというように肩をすくめた。
「仕方ない、教えてやろう」
大吾さんは少し偉そうにそう言って、おもむろに腕時計をはずし始める。その様子を不思議そうに眺めていたら「八重もはずせ」と言われ、言われるがまま腕時計をはずす。
「俺が預かっておく」
大吾さんは私の腕時計を奪い、自分のものと合わせてスラックスのポケットにしまった。
「これで、今現在の時間がわからなくなったな」
「はい。確かにそうですけど」
だからといって、それがなんだと言うのだろうか。