政略結婚から始まる蜜愛夫婦~俺様御曹司は許嫁への一途な愛を惜しまない~
「え? 今日ってなにかお祭りでもあったのかな?」
次々と上がる花火を見て驚いていると、零士君は「言っただろ? サプライズだって」と驚くべきことを言った。
「一生に一度のプロポーズだ。凛々子を喜ばせたくてさ。……それとこれも渡して」
零士君が私に差し出したのは、さっき見た綺麗にラッピングされた小さな箱。
「受け取って、凛々子」
「ありがとう。中、開けてもいい?」
「もちろん」
零士君の前で包みを解いて箱を開けると、ピンクダイヤモンドが光り輝く指輪があった。
「初めてプレゼントしたネックレスと合わせてみた。どうかな?」
「すごく可愛い、ありがとう!」
嬉しくてお礼を言うと、零士君はその指輪を私の左手薬指にはめてくれた。結婚指輪とともに、ふたつの指輪が月の明かりに照らされて輝いている。
サプライズの数々に嬉しい反面、申し訳ない気持ちになる。
「ごめんね、零士君。私、プレゼントなにも用意していなくて」
「いいよ、プレゼントなんて。凛々子がそばにいてくれるなら、なにもいらない。……あ、でもひとつだけ欲しいものがあるかも」
「え? なに?」
私にもプレゼントできるものなら、喜んで渡したい。
次々と上がる花火を見て驚いていると、零士君は「言っただろ? サプライズだって」と驚くべきことを言った。
「一生に一度のプロポーズだ。凛々子を喜ばせたくてさ。……それとこれも渡して」
零士君が私に差し出したのは、さっき見た綺麗にラッピングされた小さな箱。
「受け取って、凛々子」
「ありがとう。中、開けてもいい?」
「もちろん」
零士君の前で包みを解いて箱を開けると、ピンクダイヤモンドが光り輝く指輪があった。
「初めてプレゼントしたネックレスと合わせてみた。どうかな?」
「すごく可愛い、ありがとう!」
嬉しくてお礼を言うと、零士君はその指輪を私の左手薬指にはめてくれた。結婚指輪とともに、ふたつの指輪が月の明かりに照らされて輝いている。
サプライズの数々に嬉しい反面、申し訳ない気持ちになる。
「ごめんね、零士君。私、プレゼントなにも用意していなくて」
「いいよ、プレゼントなんて。凛々子がそばにいてくれるなら、なにもいらない。……あ、でもひとつだけ欲しいものがあるかも」
「え? なに?」
私にもプレゼントできるものなら、喜んで渡したい。