走馬灯
あれから、どれくらい経ったんだろうか?

すると真っ暗な闇に光の筋が見えた。
ゆっくりと光に飲み込まれていく闇
見たことの無い光だった。
太陽光とは違う、凄く眩しくてとても暖かい。言葉では言い表せない程綺麗だった。

どんどん光が眩しくなってきた、闇はほとんど消えピカっと眩しい光が放たれた
あたしは、あまりにも眩しくて両腕で目を覆った。その場に倒れ込み身を伏せた。

また、気を失っていたんだろうか…
重たい体を起こすと人の姿が伺えた
ゆっくりと辺りを見回すと黄色と黄金が混ざったような光の世界
あたしは、人の姿の所まで歩く
明らかに何かが起きた。この先どうなるんだろうとか考えながら歩いた歩き続けた。

ようやく、たどり着いたのか?白?透明?
透け感のある布が床にはべらせとても綺麗でうっとりしていた。ハッと我に返り目線を前に向けると神々しい光の中、コチラを見下げる女の人?が立っていた。あたしはオドオドと何をすればいいのか思考を巡らせた。すると、女の人が左手を上げたその瞬間空間の半分が、闇になった。
次は、右手を上げた瞬間もう半分の空間が
光になった。一体何をしているんだろう?
あたしは何も分からなかった。



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