姉のカレシの、闇に溺れて




 『まあ、とりあえずお話しましょ』と、家のリビングに行く南瀬くんの後を追う。



 テーブルにはお弁当が広げられていて、まだ中に入ってるであろう、コンビニの袋も置いてあった。後は謎の3000円も机に置かれている。


 お姉ちゃん、悠一さん。南瀬くん、私で、対面になって座る。


「つーか、ユウイチさん、フザけすぎでしょ。”繋ぎでいてあげるから次を探せ”ってアンタ何様なんだよ」



 重い空気の中、最初に口を開いたのは南瀬くんだった。




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