吐息
「もー、喋ってばっかいないで、社長っ、はやいとこ、終わらせてよ。こっちは、待ち遠しいのっ。飛鳥とゆっくり楽しむんだから」
ーー飛鳥さんと?
私を殺したら、アリアさんは飛鳥さんと?
「や……ぃや、……」
「なによ、うっさいわね。あんたは、終わりっ! 終わりなのよっ!! じゃなきゃ、誰が好き好んで、ここに連れてきたと思ってんのよっ」
「ぃ……やーー……っ」
視界が霞む。
……あぁ、もう……意識を、保ってられない。
ずっといっしょに笑っていたかった。
孤独を埋めてくれたのは、飛鳥さん。
あなただけだったーー。
でも、もう……。
……。
いや、待って。
ーーモウ?
もう 諦めるの ?
私の覚悟はそんなモノ?
奪われる。私の大切なもの。