契約結婚ですが、極上パイロットの溺愛が始まりました
今朝の情報番組のお天気コーナーで、関東も梅雨明けが発表されたと気象予報士が爽やかに話していた。
今年は梅雨の時期も雨が少なく、例年に比べて降水量はなかったという。
たしかに、雨が続いて肌寒い日があったりする梅雨の時期とは思えないほど、すでに暑い日が多かった。
亜紗美とアフタヌーンティーを楽しんだあと、私はそのままホテルのロビーで七央さんを待った。
約束の時間にはホテルの車寄せに七央さんが迎えに現れ、車へと乗り込む。
七央さんは今日は早朝から国内線のフライトで、夕方に仕事を上がって私をわざわざ迎えにきてくれた。
車に乗り込みながら「お疲れ様でした」と自然と声掛けが出てくる。
普段、仕事にはほとんどカジュアルな私服で出勤していく七央さんだけど、今日はスーツの装い。
自分の親に会うわけだけど、今日が特別な日だということをその姿が物語っていて、私の緊張も少しずつ募っていく。