幼なじみと恋愛講座をご一緒に。
いっくんからクッションたちを返してもらい、田代さんが私たちに何を手伝って欲しいのか、何をしたらいいのか、この分からず屋と相談をする事に。

「田代さんは私たちにどんなお手伝いを考えるのかな?
 私じゃ余りお役に立てないかも知れないけど。。。」

「花乃?本気なの?凄く心配なんだけど。
 参加しても良いけど、耳栓用意しとけよ!」

パコーン!
もう!!本っ当にっ!!
だから、保護者扱いなんだよって言いたいところだけど我慢した。

「ただ協力したいだけなの!
 あんまり、うるさいといっくんはお留守番にしちゃうよ?
 私の気持ちを理解してくれてるなら、何の問題もないよね?
 それにいっくんだって同席するのに何の心配があるのよ!!
 明日、田代さんに会えたら私の方から約束するから、いっくんはお仕事頑張ってね!」

バイバイをしようとしたら、腕を掴まれた。
「花乃?しよっ。」

まったく、呑気なんだから。
「するわけないでしょ!!」

「はあ?なんで!?仲直りだろ~?」

「田代さんの事が解決するまで、いっくんにはお預けだから!
 もう、寝よっ?ね?」

「花乃ちゃ~ん~」
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