幼なじみと恋愛講座をご一緒に。
バフン!!
「なに!?」といきなり枕が飛んできたのに起こされる。
「いっくん!!なに!?っじゃないでしょ!?
今、シャワー浴びてきたけど、びっくりしたんだからね?
あれだけ、お仕事あるからってお願いしたのに!!」
風呂上がりのいい匂いの花乃。
なるほど。鏡で自分の身体を見てびっくりしたのか。
相変わらず警戒心を持たず、易々とベッドに上がる花乃。
「ん。
だから、立てるだろ?」
パコーン!!
もう一つ、枕が飛んできた。。。
言われた通りに手加減したぞ。
「何考えてるのか分かんない!!
本当だったらお預けなのに特別許してあげたのにっ!!
洋服で隠すの大変なんだからね!!」
キスマークの事か。
それは仕方ないよ。
花乃の肌が柔らかくて気持ち良すぎて止まら
なかった。
「それは、花乃のせい。」
「意味わかんない!!
もう、いいから早くパン焼いて!
別に良いよ。フレンチトーストじゃなくてもっ」
「了解~」俺は花乃と違いご機嫌なので花乃の頬にちゅとしてベッドから降りる。
花乃のご機嫌取りのために洗面所で洗顔と歯磨きをし、キッチンへ向かう。
俺が唯一と言っても過言ではない、花乃の手伝いがなくても作れる料理がフレンチトースト。
そして、花乃の大好物だ。