青薔薇の至愛
話を早く終わらせたいのか、雪羽君が欠伸をして、そのまま顔を机に伏せようとする。
私はそんな雪羽君の肩をおもいっきり掴んで、寝ないように軽く揺らした。
「話……まだ終わってないよ雪羽くんっ!!」
「あー……めんどくっせ。告白しろよ告白。
そしたら朱光さん、あんたのものになって解決じゃん」
「それが出来たら苦労しないもん~!」
幼馴染みってだけで、特別扱いしてもらえるけど。
その一線を越えてしまったら、戻れなくなってしまう関係でもあるの。
堪えていた涙がポロっと一粒落ちたとき。
急に誰かの手が私の額を触り力を加え、顔を上にあげさせた。
潤んだ視界には朱ちゃんがいる。