青薔薇の至愛






「んー?、雪羽に用があって来たんだよ。
 桜木さんからの伝言」


「なにか急用でも?」


「いや、『今日のお昼は屋上集合』だとさ。」


「……それだけですか?携帯でメッセージ送ればよかったのに。」


「あー?……お前のクラス行けば優の顔見れるし、伝言も伝えられて一石二鳥じゃん」



朱ちゃんがポンッと私の頭に手を置く。



「……朱光さん、まじでその為だけに来たの?」


「だって雪羽ばっかズリィじゃん。
 本当は俺も優と同じクラスがよかったんだけどな。
 そしたらコイツのこと監視できるし」



「はぁ?監視??」


「変な男が寄り付いちゃ困るだろ。
 ……まぁ優が雪羽に迫ってたみてぇだけど?」


「いや、それ誤解です。ほんと喋ってただけですから」


「お前、優にちょっと気に入られてるからって惚れんなよ」


「……人の話全然聞いてないなこの人」



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