初恋物語~大切な君へ
4年後


「颯太ー朝だよ!起きて!」
「朝ごはんもうできるから!」


そう私は朝食を作りながら颯太君を起こす。
朝食はオムレツを作っている。
この光景高校生の時に夢で見たやつだと
思い返す。

夢が本当になっちゃった……。
見た目も変わっていた。

私は子供が産まれてから髪はボブヘアーになり
子供は女の子を出産した。

颯太に、妊娠した時初めて夢の事を話すと
女の子だったら、陽菜(ひな)にしようと
即答だった。

陽菜は産まれて4歳になり、保育園児
私に似て肌が白い。
ただ似ていないところが1つあり、
ものすごく活発な女の子に育ってしまった。
性格の反動だろうか(笑)


「陽菜、パパ起こして来てくれる?」


「わかった!ママ!」



颯太の輪郭をそくっくり受け継いだ
陽菜はキラキラと目を輝かせて、
私に抱きついた後、颯太が寝ている
寝室に向かった。


「パーパーおーきーてー!」
「おちごとぉちきょくちゅるよ!」
「ママに怒られるよぉ。」


そう言いながら陽菜は俺の背中に布団
越しから座り、寝ている俺の身体を揺らす。
俺は可愛い愛娘のモーニングコールで
目を覚ましベッドから身体を起こした。

これ、前雫が高校生の時夢で見た内容と
一緒だな。
本当、昔から雫は可愛い……。



「陽菜おはよう。」
「朝から元気だなぁ(笑)」
「口も目もママに似てきたな(笑)」



「ママだーいしゅき!」



「そだな(笑)」



「パパもだーいしゅき!」



「パパも陽菜が大好きだし、」
「ママの事も大好きだぞ!」
「ママの事大好きなのは陽菜には」
「負けないぞ(笑)」


「陽菜も負けないもん!」


そう言って陽菜は小さいな自分の頬に
空気をいっぱい詰め込んで膨らませ拗ねている。
そーいう所が雫そっくりで愛おしい。

「よしよし良い子だ良い子だ。」
「さて、ママの所に行くぞ?」

俺はは陽菜の頭を撫でそのまま抱き上げ
リビングまで歩いてきた。


「マーマー!」
「パパおきてきたよー!」


「雫おはよう。」



「颯太おはよう。」
「早く朝ごはん食べないと会社」
「遅れるよ?」
「陽菜も早く自分の席に座って」
「朝ごはん食べてね。」


陽菜は颯太の身体から降り、
自分の席へと座った。


「雫その前にこっち来て。」



「なーに?」

私は颯太に近付く。
するとぎゅっと抱き締められていた。
そのまま颯太は私の唇にキスをする。


「颯太!」
「陽菜が見てる!」



「パパとママラブラブだぁ!」




「ほら!」
「陽菜があんな事言うじゃない///。」



「でも本当の事だろ?」



「うん///。」



「そろそろ陽菜に兄弟か姉妹作る?」

そんな事を颯太は耳元で囁いた。


「もう///!」
「朝から恥ずかし!」



「ママ顔あかーい!」




この先も、ずっと君の傍で
幸せな家庭をと共に
歩んで行こうと再度お互いキスで
誓い合った。



第20章 最終章 ずっと君の傍で

END
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