御曹司は懐妊秘書に独占欲を注ぎ込む
落ちないようにと芽衣をベッドの真ん中の方に寝かせていたけれど、逆に明臣さんも気を使っていたのかな?
しかしこの状況で彼と同じベッドに入るのもなんとなく気まずい。芽衣がいない分、変に意識してしまう。
「早希」
妙な葛藤を抱えていると明臣さんに小声で呼びかけられる。
「俺と一緒が嫌なら、俺があちらでソファを使うから早希は少しの間でもゆっくり眠ったらいい」
私のためらいに気づいた明臣さんの提案に、目を剥く。
「それはだめです!」
私は反射的に答えた。確かにあっさりと受け入れられない状況ではあるけれど、彼にそこまでしてほしいとは微塵も思っていない。
けれど明臣さんは納得できない面持ちだ。
「だが、この状態で早希が眠れないなら」
「そんなことありません。明臣さんはここにいてください!」
つい勢いで声が大きくなってしまい、慌ててベビーベッドの中の芽衣を確認する。さっきとは変わらずよく眠っているので胸を撫で下ろした。
「とにかく寝ましょう。明臣さんも眠らないと。また芽衣に起こされちゃいますよ」
半ば脅しで小声で彼に告げると、どういうわけか明臣さんは複雑そうな表情になる。
「むしろ起こしてくれた方が有り難い」
意外な切り返しに目を白黒させる。普通は起こされたくないのでは? 訳が分からないまま明臣さんにベッドに入るよう促され、私はそっとベッドに戻った。
しかしこの状況で彼と同じベッドに入るのもなんとなく気まずい。芽衣がいない分、変に意識してしまう。
「早希」
妙な葛藤を抱えていると明臣さんに小声で呼びかけられる。
「俺と一緒が嫌なら、俺があちらでソファを使うから早希は少しの間でもゆっくり眠ったらいい」
私のためらいに気づいた明臣さんの提案に、目を剥く。
「それはだめです!」
私は反射的に答えた。確かにあっさりと受け入れられない状況ではあるけれど、彼にそこまでしてほしいとは微塵も思っていない。
けれど明臣さんは納得できない面持ちだ。
「だが、この状態で早希が眠れないなら」
「そんなことありません。明臣さんはここにいてください!」
つい勢いで声が大きくなってしまい、慌ててベビーベッドの中の芽衣を確認する。さっきとは変わらずよく眠っているので胸を撫で下ろした。
「とにかく寝ましょう。明臣さんも眠らないと。また芽衣に起こされちゃいますよ」
半ば脅しで小声で彼に告げると、どういうわけか明臣さんは複雑そうな表情になる。
「むしろ起こしてくれた方が有り難い」
意外な切り返しに目を白黒させる。普通は起こされたくないのでは? 訳が分からないまま明臣さんにベッドに入るよう促され、私はそっとベッドに戻った。