最後にもう一度愛を...


「ンッ、イヤッ」



私は必死に抵抗する


でもお兄ちゃんの力には敵わない....


抵抗に嫌気が差したのか


手を頭の上で一つにされ、ベットに縛られてしまった





「嫌だ...お兄ちゃん...イヤだよ」




私は泣きじゃくる




「お前と俺は血が繋がってない。
だから俺はお前の“お兄ちゃん”じゃねえんだよ。赤の他人と同じだ。
黙って俺にやられておけばいいんだよ」


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