最後にもう一度愛を...


「イッタ...」




「わかったか?貰ってこい」




「なんで...なんでピルを貰ってこないといけないの...?」




「あ?決まってんだろ?友達に言われたんだ“生”が最高だって。ただそれだけだ」




「そんな...そんな理由で...
ピルだって避妊率は“0”じゃないのに...
何かあったら子供が産めなくなるかもしれないのに....」



「逆らったらどうなるかわかってるのか?お前はこの家の厄介者なんだぞ。
玩具如きが口答えするな」


「愛する人と子供と幸せに暮らすのが私の夢なの....」


小さくそう口にする



しかし、お兄ちゃんが続けて言った言葉によって

私はまた感情を“無”にした

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