最後にもう一度愛を...

深い傷




“コンコンッ”



ノック音で目が覚めた



「はい」




「失礼します」



入ってきたのは藍さんと紅さん



いよいよ私のことを話すときがきた...



二人はベットの近くにある椅子に座った




『里紗、話してくれるか?』




頷く




「少し長くなりますが聞いてくれますか...?」




二人は黙って頷いてくれた



私は一つ深呼吸をし、覚悟を決め話し始めた


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