碧色の恋。
流れとしては、一人の人がステージに立ち自己紹介をした後好きな人に告白するという内容だった。
なぜ私がここに呼ばれたのか、まだこの時は理解していなかった。
「ではではまず1人目の方どうぞー!」
黒髪メガネの男の子が出てきて、同じクラスの女の子に告白したものの好きな人がそもそも体育館にいないという悲しい結果になった。
その後も告白したものの、残念な結果になってしまう人がほとんどだった。
「はい、では次の方どうぞー!!」
ステージ脇から出てきたのは、七瀬くんだった。
「…えっ?」
七瀬くんが出てきた途端後ろの方で黄色い声が聞こえ始めた。まだ出てきただけなのにすごい騒ぎになっている。
「では自己紹介お願いしますー」
「…2年C組七瀬碧です。」
「では告白お願いします!」
少し離れた距離だったけど、七瀬くんと目が合った。
七瀬くんは驚いて一瞬俯いた。