碧色の恋。



「琴音のこと好きなヤツ結構いたと思う。
中学の時も部活の先輩が琴音を見て可愛い、紹介してくれって言われて。…いやだと思った。」


七瀬くんが優しく私の手首に触れた。



「そこであ、俺独占欲強いなって思ったんだよね。
だからなるべく琴音を目立たせないために幼なじみだってことを言わないようにしてもらってた」



七瀬くんと目が合ってしまった。



「…小さい頃から、ずっと好きだよ」


「わ、たしも…」


心臓がドキドキうるさい。緊張して声も裏返っちゃう。



「私も、すき…で、すっ!?」



言い終わる前に七瀬くんに包み込まれてしまった。
私今、すごく幸せだ。


「…俺と、付き合ってくれる?」


私は頷くことしか出来なかった。
心臓がドクドクいってる。ドキドキ通り越してる。
< 119 / 124 >

この作品をシェア

pagetop