時間切れ

「典子さんは、ずっと経理だったの?」

「はい。OL時代も経理部で陸が小学生になった年からは、水道設備会社の経理パートを8年してました。」

「のりちゃんは、頑張り屋さんだし真面目で優しい良い子なのよ〜」

「ありがとうございます… ハハハ…
篠原先生に助けていただいたので、これからは陸と2人で頑張ります!」

「母さん、もし好きな人が出来たらオレがしっかりと認めた男の人なら、
婆ちゃんみたいに再婚しても良いからな!」

「え〜! この間、離婚したばっかりだから再婚なんて考えられないよ〜」

「これから先は、わからないだろう!
まだ、母さんだって39歳なんだから!
婆ちゃんなんて62歳なんだぞ!」

「陸! もう!
大きな声で婆ちゃんの歳を言わないでくれる!」

「あ! ゴメン!つい…ハハハ!」

そんな会話を聞きながら、ラーメンを完食した一也。
やっぱり、この仲間に俺も入りたいなぁと思ったのだった。

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