時間切れ


その様子をリビングの方から覗いていた弘美。

「弘美、何してんだ?」

「私の勘なんだけど〜…
先生はのりちゃんのこと好きだと思うんだ!」

「え、昨日の篠原先生?」

「あの2人は、お似合いなのよね〜
愛情不足の先生と、優しいのりちゃん。
陸は、先生に対して尊敬してるし…」

「こう言っちゃあ悪いが、典子さんは弘美の息子からの愛情がなかったと思うし、篠原先生が本気ならすぐにくっつくな!」

「うん… 離婚の話の時に聞いたんだけどずっとセックスレスだったみたいなの…
女としても、のりちゃんには幸せになって欲しいんだ!」

「本当に弘美と典子さんの絆は、深いな。」

「そうなの。実の娘みたいに暮らしてたのにそれを壊した慎一が憎いんだ!」

「でも、そのおかげで俺と幸せになれるんだから、息子のことは、恨むな! 感謝しろ!」

「そうだね! そうする!」

「よし! 
俺たちもお似合いの夫婦になろうや!」

「ハハハ! 
夫婦漫才師にならないようにしよう!ハハハ」と、話しをしていた弘美と太郎。

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