時間切れ
一也と、陸は、看護師から入院に必要な物をかいたプリントを渡された。
陸が急いで売店で買い物を済ませて戻る。
ちょうど、典子のストレッチャーが処置室から、出て来て一般病棟へ移される。
典子は一般の外科病棟に移された…
救命救急の看護師から病棟の看護師へ引き継ぎされ、
病棟の看護師から病衣に着替えて、結婚指輪以外のアクセサリーは外すように言われた。
アクセサリーは一也に渡した。
看護師は、入院に関する書類を一也に渡し、後で取りにくると言って、病室から出ていった。
典子は、カーテンをし着替えた。
カーテンを開けると、
「母さん、もう、ビックリしたよ〜」
「ゴメンね! 貧血で倒れた〜ハハハ」
書類を書いている一也が、
「俺も死にそうなくらい、心配したよ。頼むよ〜」
「父さん、原因は貧血?お医者さんはなんて言ってた?」
「結果がわかりしだい、話をしますって言われた」
「たぶん、年齢的にも更年期障害だよ〜」
「でも、きちんと調べてもらって、薬をもらうようにしようよ!
心臓が止まりそうだったんだからな!俺は!」
「本当にゴメンね〜!
陸、メイク落としもある? 化粧水とか…」
「売店の人が、全部揃えてくれたよ。」
「書類は大体記入したけど、病歴はノン書いてくれる?」
「うん。」
典子は、今まで大きな病気はしたことがない。
盲腸の手術さえした事がなかった。