時間切れ
看護師さんが戻り、面会時間の話や、夕飯の時間が過ぎているので、典子の夕飯は、売店で用意してくれとの事だった。
陸がまた、買いに行ってくれた。
その間に、典子の担当医が顔を出した。
「こんばんは、篠原 典子さんですね。
篠原 典子さんの担当医の高野と申します。
病衣に着替えも済みましたね。
先程、救命救急で採血とか、レントゲンにCTスキャンの結果が出てきたんですがもう一度、違う検査もしたいので、採血しますね。
失礼ですが、ご主人ですか?」
「はい。そうです。」
「明日、検査の結果を午前中にご主人と典子さんにお話したいと思いますが、ご主人は午前中は病院にこれますか?」
「はい。大丈夫です。何時に伺えば良いですか?」
「じゃあ、11時半にこの階のナースステーションにお願いします。」
「じゃあ、お話を聞いてから、妻は退院ですね」
「はい。そうですね。
じゃあ看護師が、採血しますからね。
では、私は失礼します。」