時間切れ

俺は、良く大学時代の仲間から合コンの客寄せパンダにされていた。

ウンザリだった…

女たちはどいつもコイツも、香水臭くてジト〜とすり寄ってくる。

父さんや安田のおじさんが言うような金目当てが良くわかる。


そんな中、仕事帰りにビルの1階で揉めてる男女がいた。

村山と、サラリーマン風の男だった。

「花音! どうした? 大丈夫か?」と俺が声をかけると…

「陸! 助けて! 
この人しつこくナンパしてくるの!」

「オイ! 俺の彼女に何してくれてんだよ!
離せよ!」

「ちぇッ!」
と、男は居なくなった。

「村山、大丈夫か? 家まで送ろうか?」

「大丈夫だよ…」

花音は少し震えていた。

陸は、花音の手を取り近くのカフェに入った。

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