解けない愛鎖

ひさしぶりに集まったあたし達は、居酒屋で二時間飲んだあと、駅に向かう途中にあったコーヒーショップに入った。

そこで閉店間際までおしゃべりをしたけど、まだまだ全然話し足りない気がした。


「あー、楽しかった。もっと話したい」
「リナが結婚するまでにまた集まろうよ」

四人でそんな話をしながら、電車の駅へと歩く。

そこからは、それぞれ別々の沿線の電車に乗るために、えっちゃんとユミ、あたしとサエのふたりずつに分かれた。


「そういえばさ、リナ。結婚決まって、あれ買った?あの、ぶあつーい結婚雑誌」

タイミングよくすぐにやってきた電車に乗り込むと、サエがニヤリと笑いかけてきた。


「うん、買った。プロポーズされたあとに、嬉しくなって、つい。だけどめちゃくちゃ重くて、持って帰るのに苦労したよ」

「やっぱり、つい買っちゃうんだね」

「サエはどうなの?結婚とか。シュウくんと長いよね?」

電車の窓のほうを見ながらふふっと笑っているサエの横顔に訊ねる。

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