いつか再会する時まで

玲音side



ベランダでボーっとしてたら凛に声をかけられて、私の“過去”の話をするか迷った。
まだ、私の中で気持ちの整理もできてない。だから、凜が父さんのこと、この家での思い出を聞いてくれてほっとしてしまった。
いつか話すことになるのはわかってる。だけど…私にはまだ無理なんだ。
だからどうか、少しだけ待ってほしい。その“少し”がどれだけの長さになるかは私にもわからないけど。


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