昭和懐妊娶られ婚【元号旦那様シリーズ昭和編】
激しく狼狽える私を見て弥生さんはスーッと目を細めた。
「なんだかあなたを相手にしていると調子が狂うわ。伯爵令嬢っていうからもっと高飛車な女が来ると思ってたのに。もう時間がないし早く着替えるわよ。まずはその浴衣を脱いで」
彼女に言われて「はい」と返事をしながら帯を外す。
女性用の部屋なのか、外国製のお洒落なドレッサー、その向かい側にロココ調の豪華なソファとテーブル、奥には大きなベッドが置かれていてホテルの部屋のように整然としている。
「弥生さん、脱ぎましたよ」
浴衣を脱いだ私を見て、弥生さんは目をひん剥いた。
「ちょっ……その指輪!」
私が首に下げている金の指輪を指差す彼女。
最近、この指輪を見てみんな驚いているような。
「私が子供の時にとっても綺麗なお兄さんにもらったんです」
指輪に触れながらそう説明したら、彼女はなにやらぶつぶつ言い出した。
「鷹政さまはなくしたって言ってたのに……。でも、指輪はあって、鷹政さまはこの子を連れてきた。ということは……」
「なんだかあなたを相手にしていると調子が狂うわ。伯爵令嬢っていうからもっと高飛車な女が来ると思ってたのに。もう時間がないし早く着替えるわよ。まずはその浴衣を脱いで」
彼女に言われて「はい」と返事をしながら帯を外す。
女性用の部屋なのか、外国製のお洒落なドレッサー、その向かい側にロココ調の豪華なソファとテーブル、奥には大きなベッドが置かれていてホテルの部屋のように整然としている。
「弥生さん、脱ぎましたよ」
浴衣を脱いだ私を見て、弥生さんは目をひん剥いた。
「ちょっ……その指輪!」
私が首に下げている金の指輪を指差す彼女。
最近、この指輪を見てみんな驚いているような。
「私が子供の時にとっても綺麗なお兄さんにもらったんです」
指輪に触れながらそう説明したら、彼女はなにやらぶつぶつ言い出した。
「鷹政さまはなくしたって言ってたのに……。でも、指輪はあって、鷹政さまはこの子を連れてきた。ということは……」