昭和懐妊娶られ婚【元号旦那様シリーズ昭和編】
凛に出会って父への思いも吹っ切れた。
俺は父の代わりに青山財閥をもっと大きな帝国にする。
それから、十五年後、彼女に再会した。
まさか潜入調査していた青山系列の会社で彼女が働いているとは思わなかった。
政府の高官から橋本総合貿易が青山国際通商より安い値段で武器を売りつけてきたとの情報が入ったのが二十日前。
青山国際通商の社長である無能な叔父には任せておけず、二週間前に俺が潜入して調査に乗り出したのだが、隣の席の女の子が凛だった。
時の流れは早いとつくづく思う。
初めて出会った時、泣きじゃくっていた女の子は、気立てがよくて美しい女性になっていた。
今まで周囲にいた女性が皆計算高い女だったせいだろうか。
凛が俺の目にはとても新鮮に映った。
真面目で、愛嬌もあって、彼女に気がある男性社員もちらほらいた。
お昼はいつも持参した弁当を食べていて、なぜ外に食べに行かないのか気になって彼女に理由を尋ねた。
俺は父の代わりに青山財閥をもっと大きな帝国にする。
それから、十五年後、彼女に再会した。
まさか潜入調査していた青山系列の会社で彼女が働いているとは思わなかった。
政府の高官から橋本総合貿易が青山国際通商より安い値段で武器を売りつけてきたとの情報が入ったのが二十日前。
青山国際通商の社長である無能な叔父には任せておけず、二週間前に俺が潜入して調査に乗り出したのだが、隣の席の女の子が凛だった。
時の流れは早いとつくづく思う。
初めて出会った時、泣きじゃくっていた女の子は、気立てがよくて美しい女性になっていた。
今まで周囲にいた女性が皆計算高い女だったせいだろうか。
凛が俺の目にはとても新鮮に映った。
真面目で、愛嬌もあって、彼女に気がある男性社員もちらほらいた。
お昼はいつも持参した弁当を食べていて、なぜ外に食べに行かないのか気になって彼女に理由を尋ねた。