不器用な恋〜独占欲が恋だと知ったのは君のせいだ
ほんと、こんな可愛い子を振る男の気がしれない。
まぁ、前の男は、優香ちゃんの本質を見極められなかったから、調教できなかったのだろう。
今では、俺好みになったは優香ちゃんは、今日も、すまし顔でいる。
その隣に鬼束夫婦がいて、友人の結婚式だというのに、ドレスの中で身につける下着は、きっと、俺好みのセクシーな下着だろう。
子連れで式をあげる友人夫婦を微笑ましく見つめる彼女に、家に帰ったら、ご褒美にそのまま抱いてあげるねと心の中で伝える。
が、その前に
「そろそろ、優香ちゃんに似た子供がほしいな。俺たちも結婚しよ」
耳元へ、プロポーズをする。
トラウマになるほど、前の男とどんな経緯で別れたかは知らないが、今日まで、沢山、俺の気持ちを示してきた。
突然のことに、驚いて俺を見る優香ちゃんは、コクコクと頷いて涙を浮かべる。
祭壇では、「誓いのキスを」と、神父が唱えるので、俺は、優香ちゃんの唇にキスをした。
「好きだよ」
「私も、好きよ」
そして、今度は抱きしめてもう一度キスをした。
隣の夫婦が冷やかしてくるが、無視を決め込み、微笑みあったのだ。
《斗真sideから end》


