結婚の意味


そういう瀬川は俺を睨んでいた。待て俺が知っている話とはまた違う。
たしかにあの2人は付き合っていたが、今の藍沢の婚約者と付き合ったのは、あの2人が別れてからだ

俺はそういうふうに聞いた

『・・・わかれていなかったのか』


『そうですよ。藍沢さんは東堂と付き合っていたのに、専務の娘さんと付き合って、その前にもう別れたと言っていたらしいですよ

勿論。東堂は専務の娘さんとは縁もないですから、知ることもなかったし、藍沢さんの仲良い人だって東堂とのかかわりだってなかったから、別にばれることもなかったんですよ』


たしかにこの会社は他の会社と比べて他の部署の関わりは薄いかもしれない。それにあいつは、食堂を利用もしていタイプだから余計にだろう

『なんでお前は、知っている』

『・・・・たまたまきいただけですよ』


ーーーーーーガンッ!

オフィスのドアを思いっきり殴った瀬川はくやしそうに
その音で、佐野も相良も一瞬体をびくつかせていた


そりゃあこんなに怒っている瀬川をみることはなかっただろう

『・・・会議室』


俺はそれだけ残して2人を残した会議室に向かう。

瀬川のことが本当だったら?

それが本当だったら

俺はとんでもない爆弾を落としてしまったのかもしれない


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