結婚の意味
ーーーー氷川 sideーーーーー
アポをとりに藍沢の所に向かう。電話でもよかったが、すぐに確認してもらいたいのと、俺はもう1つ確認したかったんだ
『・・・藍沢はいるか?』
あいつの部署に行くとそこには1人の女性の後ろ姿があった。こちらを振り向くとそこにはいるはずのない彼女がいたんだ
それでも今はいても不思議ではないな
『こんばんわ。氷川さん』
『お久しぶりです桜さん』
そう。長い髪に少し茶色かかった大きくってくりっとした目は誰でもすぐに振り返ると思う
専務の娘さんの桜さんだ
そして藍沢の婚約者だ
『藍沢ならすぐに戻るそうよ。なにかったの?』
『ええ。仕事の事で急用です』
『そう。あっ』
桜さんが声をだした方向を見ると藍沢が戻ってきた。彼は櫻さんを見ないで俺のほうをみて驚いていた
『・・・どうしたんだ』
『ああ。先方にアポ急いでとってもらいたくって。挨拶もしないとだしな』
『そうだな。すぐに電話する
桜さきに車で待っててもらえるかな?』
『わかったわ。それじゃ氷川さん』
『それでは』