愁い流して
?「おい」



ビクッ!



思考中に誰かに肩に手を置かれる



?「お前、副長の部屋に理もなく入ったな?」



まずい、、、



次の瞬間私は駆け出した



?「あ、お前とまれ!」



なりふり構ってられず裸足のまま塀をよじ登って脱出した



このまま捕まれば私は確実に殺されるだろう



とにかく屯所から離れるように私は走った



?「いたぞー!追えー!」



くそ、もう追っ手が来た



どうにかして巻かなければ



?「おい、見つけたか?」



隊士「いえ、どこにも、、、」



?「まだそんなに遠くへは言っていないはずだ、探せ!」



隊士達「はい!」



はあっ、はっ



乱れた呼吸が聞こえないように私は野茂陰に身を隠した



今のうちに隙をついて逃げる



はぁ、はぁ



上手く巻けたみたいだ



よしこのまま、、、
< 14 / 158 >

この作品をシェア

pagetop