愁い流して

セットゥ

山崎「特に問題はない。
まだ腫れているから暫く冷やした方がいいな」



「ありがとうございます」



屯所に戻って山崎さんが診てくれた



土方「それで?何故あんなことになったんだ?」



「土方さんと沖田さんたちが行ったあとなかなか戻ってこないなら隊士の人達と心配してたんです、何かあったんじゃないかと。
別に少しぐらい待てると思い加勢しに行ってくださいと私が言ったんです。
その少しあとにさっきいた女の人が酔っ払い2人に絡まれていて呼びに行っていては間に合わないと思い助けようとしたら油断して反撃されたんです。言いつけ守れなくてすみませんでした」



土方「だとしてもお前一人では危険すぎる。
なぜ周りの人に助けの声をかけなかった?
あのまま暴行されて誰も助けてくれなかったらどうするつもりだったんだ」



「別に1人でだってどうにか出来ます。
今回は油断しただけで次は失敗しません。
この怪我は自分のミスだと肝に銘じます。
お気になさらず」
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