巡り行く季節の中心から【連載中】
「突然だが転入生がいる」
宮ちゃんの言葉に騒然としだす一同。
加奈も言ってたけどやっぱり転入生がいたのね。
名前からして男子なのは間違いないと思うけど。
力士張りの巨漢、崩しようのないブサイク、はたまた少女漫画のヒロインが思いを寄せているような超絶イケメン……果たしてどんなのが来るのかしら。
私が胸を踊らす一方、宮ちゃんが廊下に向かって「入っていいぞォ」と声をかける。
間もなくドアが開かれたのだけれど、入ってきて人物を見て私は拍子抜けしてしまった。
「長谷川 春輝っていいます。一年間よろしくお願いします」
さっき加奈が教えてくれた名前と同じものを口にした男子生徒は、軽く会釈してみせる。
そりゃ勝手に期待していたこちらにも非はあるけど、あまりにも普通すぎた。
上から下まで何度も視線を往復させては値踏みするように観察してみるも、特にイジりたくなるようなパーツもなければ、どこにでもいそうなナリの中学生。
外見の特徴であだ名をつけるのにも悩まされてしまうほど平凡で、悪い言い方をすれば地味で冴えない顔をしている。
断言できるのは、秋人くんには到底敵わないってことね。
宮ちゃんの言葉に騒然としだす一同。
加奈も言ってたけどやっぱり転入生がいたのね。
名前からして男子なのは間違いないと思うけど。
力士張りの巨漢、崩しようのないブサイク、はたまた少女漫画のヒロインが思いを寄せているような超絶イケメン……果たしてどんなのが来るのかしら。
私が胸を踊らす一方、宮ちゃんが廊下に向かって「入っていいぞォ」と声をかける。
間もなくドアが開かれたのだけれど、入ってきて人物を見て私は拍子抜けしてしまった。
「長谷川 春輝っていいます。一年間よろしくお願いします」
さっき加奈が教えてくれた名前と同じものを口にした男子生徒は、軽く会釈してみせる。
そりゃ勝手に期待していたこちらにも非はあるけど、あまりにも普通すぎた。
上から下まで何度も視線を往復させては値踏みするように観察してみるも、特にイジりたくなるようなパーツもなければ、どこにでもいそうなナリの中学生。
外見の特徴であだ名をつけるのにも悩まされてしまうほど平凡で、悪い言い方をすれば地味で冴えない顔をしている。
断言できるのは、秋人くんには到底敵わないってことね。