穂先輩が甘々すぎる。



穂先輩のいとこさんと、仲良くしてもらえることになっちゃった…!


また学校内で知り合いが増えたことに、私は唇を結んで喜びを噛み締める。


興奮で、握り拳が小さく震えてる。



「…はぁ。学校では話しかけんなって言ってんのに…。」



琴さんの走って行った方角を見つめながら、ため息をつき後頭部をかいた穂先輩。


私は穂先輩を見上げた。




「そうなんですか?」



それは…きっと照れくささとか、そういうのがあるのかな。


今まで学校で穂先輩と琴さんが一緒にいるところを見かけなかったのは、そういうことだったのかな。



「あぁ…それに、琴姉に邪魔されたし。」


「邪魔、ですか?」


「あ…いや。」



首を傾げる私の問いに、言葉を濁し軽くて首を横に振った穂先輩。


えっと…邪魔って、なにを邪魔されたのかな?


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