腹黒策士が夢見鳥を籠絡するまでの7日間【番外編② 2021.5.19 UP】


「……須藤先生のこと、信じていいの?」

「えー……何かまだ疑われてるの? 一体どんな人間だと思ってたの……」


「ゲスドウ先生?」

 そう言ったら、須藤先生は不愉快そうに眉を寄せた。


「……他に好きな女いて、あげはを抱くような男と思われてたのは確かだよね」

「……ええっと」



「さっきの言葉忘れないよ。『もう須藤先生がどんなでもいい。覚悟した。目を逸らさない。……だから、今夜、忘れられない夜にして』だっけ?」


 今、リピートされると非常に恥ずかしい。超ハズイ。
 だってさっきは、須藤先生に他に好きな人がいると思ってたから。


「う……」


 私は泣きそうになりながら、須藤先生から目をそらす。
 そんな私を許さないと言うように、須藤先生は顎に手を添えて、無理矢理、須藤先生の方に向かせた。


「まぁ、ある意味、それは覚悟しておいてほしいんだけど」


 須藤先生は続ける。「僕がどんな人間でも、あげはは僕に抱かれる覚悟を決めたってことでいいんだよね?」

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