腹黒策士が夢見鳥を籠絡するまでの7日間【番外編② 2021.5.19 UP】


 私がむくれると、またガシガシと頭をかいて、

「……ワインおごってあげる。おいで」

と須藤先生は私の手を取った。


「イヤ」

「そう言う頑ななとこがモテないんだよ」

 そう言われたら行くしかない。
 私は、須藤先生と手をつなぎながら、夜の街を歩いた。

 先生の手は、思ったより温かかった。
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