腹黒策士が夢見鳥を籠絡するまでの7日間【番外編② 2021.5.19 UP】
街のはずれの奥、知る人ぞ知る、というようなおしゃれなダイニングバー。
こんなところを知っている須藤先生は、さすが『ゲスドウ』としかいいようがない。
須藤先生は、私みたいな恥ずかしい失態なんて……しないんだろうな。
「田中さんも、私が処女じゃなかったら、重くないから抱いてくれて……そしたら、何か変わってたかもしれない」
3杯目のワインを流し込んで、私はつぶやいていた。
今日は反省会。そう決めた。
須藤先生は隣で黙って、2杯目のワインに口をつける。