Sweet Love~極上に甘い恋~
あ、そうだ。

だいたいの携帯電話はアドレスが表示される仕組みになっているんだ。

当たり前のことを思い出したわたしに、
「それに…お前の声、聞きたかったし」

二階堂くんが言った。

えっ?

何となくだけど、顔を真っ赤にしてうつむいている二階堂くんの姿が浮かんだ。

もしかして、本当にわたしに気があるってこと?

「あのさ…明日、用事ある?」

二階堂くんが聞いた。

「あ…明日?」

カバンから手帳を取り出して、明日の予定の確認をした。

「大丈夫だけど、何?」

そう聞いたわたしに、
「…カラオケでも、どう?」

二階堂くんが言った。

か、カラオケ!?

口から心臓が飛び出しそうになったので、手で口をおおった。
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