いつでもキミが
あとがき

〜あとがき〜

「いつでもキミが」
最後まで読んで下さり、ありがとうございました!

小説を書いていると、これ本当に面白いんだろうか?ときめいてもらえるんだろうか?と、よく不安になります。
思った話と違ったな〜っていう方がいそうな気もしますが、ここまで読んでくれて感謝です!

これはもう、読んだ方にしかわかりません。
できることなら面白くなくても感想がほしいです!
どうかどうか、よろしく頼みます(´;Д;`)


この作品を書き始めたきっかけは、とある少女漫画でした。
その少女漫画も双子ちゃんのお話だったんですが、くっつくと思っていた男の子と双子ちゃんの片割れがくっつかず、当て馬かと思っていた男の子とくっついてしまって、勝手にしばらく落ち込んでいました……

その気持ちを消化させようと思い、自分の作品なら自分の好きなカップリングにできるじゃんっ!と思って書き始めたのがこの作品です。

なんの少女漫画かは当てにこないで下さい(笑)

この小説も漫画にしてもらえたらもっとキュンとしてもらえそうだなあ……と思ったり。
最後のメイド姿の繭の床ドン、押し倒されるはじめ…なんてほんとに私が漫画で見たいです……

想像するだけでかわいい…初キスがわたがし味なんてまたかわいい……

最後のほうはかわいいかわいい言いながら書いていました(˃̵ᴗ˂̵)


ストーリーやキャラクターについてお話すると、また長くなってしまうんですが少しだけお時間下さい。

作中でもあった通り、はじめは繭にとって精神を安定させてくれるような、精神安定剤のような男の子にしたいと思って書きました。

それもとあるドラマに影響されて、精神安定剤男子、最強すぎる…っ!!!ってベタ惚れしてしまったことが原因です。影響されやすいですね(笑)

ですが、はじめのイメージはどちらかというと生姜。生姜男子が主体です。
繭がパニクったり不安になった時は精神安定剤の効果を発揮し、普段の素の彼は生姜みたいな男の子です。
だから繭もはじめに依存しすぎず、いい関係でいられるんだと思っています。
何言っとんじゃこいつ…と思われる方もいるかもしれませんが、そういうイメージを持って書いていたということだけ伝えさせてください。

なので彼の好物も全て生姜にまつわるモノです。
ジンジャエール、生姜焼きに、生姜湯は繭に作ってあげた感じですが、生姜男子は自分で言いますが推しなので、これから流行ればいいなあと思っています!d(^_^o)

またはじめは、ずっと繭のことを一途に想っていたわけですが、自分の気持ちよりもただ繭の気持ちに寄り添い、言葉をかけいつもそばにいた。
それは繭に気持ちを返してほしいからではなく、繭のことが心から大事な存在だからやっている。何も見返りは求めずにやっていたことです。愛ですね……
そんな欲のない彼の尊さを感じていただけたら嬉しいです。


繭に関しては、双子の片割れである姉の鞠を必死に守ってきたヒーローでもありました。
体の弱い姉に対し、鞠が辛いことは知っている、だから自分はその分鞠のことを守るんだと…自分がいくら周りに酷いことを言われようとも、強い信念だけは変わらずに持っている。

書いていて、はじめも言っていましたが、よくぞ捻くれなかったな!と、私だったら捻くれるっ!と思いながら彼女のことを見守っていました。
だからこそ、はじめが自分がそばにいたいと思えた存在なのだと思います。

鞠が事故にあい、病院で双子が会話するまでのシーンはちょこちょこ泣きながら書いたものです。

双子の母が繭に「ひとりで来れるよね?」というシーンもありましたが、まずそもそも、行けるわけがない、と私は思います。
家族が死と隣り合わせの瞬間、まだ高校生がたったひとりで、誰かに連れて行ってもらうでもなく、自分の足を動かして行けるわけがないのです。

人間みんな、強くいなくちゃいけないっていうのはなくて、誰しも弱い部分はもちろんあるし、そんな自分を改善しようとするのも素敵なことですが、私個人としては「そういう自分もいていいよ」と思っています。

何をするにもダメだな自分は…と人と比べてしまったり、何かに対して怖いと思ってしまったり、そういう気持ちの大きさってそれぞれみんな違うけど、それがあるからこそ誰かの気持ちに共感できたり、誰かの気持ちに寄り添うことができると思うのです。

だから、こんな自分ダメだ!と除け者にするんじゃなくて、どうか、そんな自分も一緒に包み込んであげてほしいです。

心の中にはじめちゃんを住まわせて下さい。

とまあ、長々と書いてしまいましたが……
最後まで読んでいただき、本当に本当にありがとうございました!!

生姜男子に少しでも心臓をグッと鷲掴みされていただけていたら、すごく嬉しいです!
そしてこの双子ちゃんの優しい空気感だったり、お互いを思う熱い家族愛が伝わってくれていたらいいなあと思います。

読んでくれた方々に、たくさんの愛を込めて。。♡

ありがとうございました…!(*´︶`*)


きゅん子

2021.10/23


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