天然お嬢と双子の番犬さん
そうは言ってるけど。
二人共笑い過ぎじゃない?
先輩はどうしてか泣いてるし。
…これって私のせい?
「えっと…先輩大丈夫…、」
「花、湊がフラペチーノとケーキ奢ってくれるってさ」
満面の笑みの和の言葉に私の台詞が止まる。
「…は?」
「えっ、ええ!!ほんと!?なら早く行こかなきゃ!」
「おい待て。俺は一言も言ってねぇ」
駆け寄ろうとした先輩から曲がれ右で戻る。
フラペチーノも楽しみだけど。
ケーキまで!わぁ!楽しみ~!
「…ッ!オイ待て!!」
力強く掴まれた腕。
痛くて顔をしかめる。
「痛ッ…、」
「なら言い方を変える!!花!俺と結婚を前提に……!!」
徐々に強くなる手のせいで何を言ってるのか不明。
ただただ痛む。
…ッ、ほんとに痛い。