どうしているの?ねぇ、先輩…



夕暮れの帰り道、1番星になにかを願う。


なにを願う?


『幸せな恋ができますように』


そう願ってはみるけれど。


幸せな恋は、ダレと?


私を幸せにしてくれる人。


悩んだり、悲しんだり、傷ついたり、
そんな気持ちにならないで済む、そんな人がいい。



私はそんな人と、恋がしたい……









「そんな恋ありえないでしょー」


次の日の休み時間、私の机の前で頬杖ついてポッキーを食べながら、めぐちゃんは理想の恋を一蹴。


「ただの理想の話だもん」

「だから美香はいつまで経っても彼氏できないんだって。理想ばっか追い求めてても幸せにはなれないんだよ。わ・か・る?」


ポッキーを突き付けて、それを私の口に押し込むめぐちゃん。

彼氏がいるめぐちゃんは、今まで1度も恋愛経験のない私の師匠みたいなもの。


だけど……


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